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親離れや子離れができない
携帯電話が手軽になったためか、親離れ・子離れができない方たちが増えてきたように思えます。
「そんなに大変だったら帰っておいで」という日本にいる母親からの電話。ホームステイ先に声をかけなくても、携帯電話ならワンタッチで親に繋がります。寮にある公衆電話で、順番待ちをすることもありません。親もホストへの挨拶や寮での呼び出し以来などに、英語を使わずに子供と話せるので、安易に電話をしてしまいます。
留学直後は大抵、学生は辛い思いをします。それを我慢して周りの様子を伺いながら、時間をかけて新しい社会に自分を適応させていくのです。ところが携帯を持たせることで、ほんの些細な出来事も親に連絡してしまいます。すると話が悪い方へ膨らむことが少なくありません。
最も良い対策は、親が待つことです。気になっても、少々子どもが苦労していても、放っておくことが大切です。考え方の違い異文化に子供が留学しているのです。親があれこれ自分の考えや知識でアドバイスしないことです。
遠くにいる親より近くの他人。子供には、離れた日本にいる親ではなく留学先でお世話になっている身近な人、先生やホストファミリーや友達に相談するようにさせることです。本人から相手に悩みを伝えることで、必ずうまく解決します。
親子が電話で話すのは、とても嬉しいことで、お互いに励みになるでしょう。しかし、留学の目的の一つが自立心を育てることなら、国際電話を控えることを強くおすすめします。